児童虐待防止対策

2016年03月15日

以前から問題になっている「児童虐待」ですが、
厚生労働省では児童虐待防止対策についての情報を公開しています。
【外部リンク】 児童虐待防止対策


ここ数年の虐待の状況

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グラフを見て解かると思いますが、
児童相談所の対応件数が年々増えている状況です。

児童相談所の認知度が上がったのか、
それとも昔に比べて相談しやすくなったのかはわかりませんが、
数字だけ見ればかなりの数になっていますね。

図の下に子どもの死亡件数が載っています。
虐待による死と無理心中による死の数が記されています。

虐待死だけで見ると、 第5次報告時が一番多いですが、
それ以外の年ではそこまでの差は無く一定です。




さて、実親の虐待での問題は「親権制度」です。
虐待した親でも親権に制限をかけることは難しいとされていましたが、
平成24年4月1日に法律の改正が行われ、新たな制度が始まっています。

下の図を見てください。(クリックすると拡大します)
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「親権の停止」が新設され、
施設の権限の強化もされました。

親権者にとっては厳しくはなりましたが、
子どもが一番と考えるのならば、この改正は妥当と理解して良いでしょう。


ご近所で児童虐待の疑いに関する事を聞いたり目撃したり、
または自分の子どもを虐待してしまい悩んでいる方は、
以下の相談ダイヤルと児童相談所へ相談をしてみてください。

手遅れになる前に早めの相談を!


児童相談所全国共通ダイヤル(189)
(0570-064-000 0570-064-000 でもつながります。)

以下のリンクは各都道府県の児童相談所の一覧です。
【外部リンク】 平成27年度全国児童相談所一覧


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